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建築家のノウハウを無視した店舗づくり。 |
最近では、一坪ショップのレンタルやインターネットショップの開設など、手作りの物を個人で気軽に販売できる場が増え、趣味を商売にしようと実際に店舗を構える人も多くなってきました。長年あたためてきた夢を形にできるほど、うれしい瞬間はありません。中には、「商品を提供する空間もオリジナルにしたい」と、インテリアの選定から配置、照明プランなど内装・外装のコーディネートまで、自分で手がける人もいるようです。
しかし、自分の個性だけで、お店の経営を成り立たせるのは、大変難しいことです。商品やサービスがよほど優れていれば成功できるかもしれませんが、それにもお客の興味をひくモノを開発するアイデアと技術が求められます。長期的に商売を続けていくためには、やはり、経営の視点から店舗づくりを考えるプロのノウハウが欠かせないのです。
設計士やインテリアコーディネーターなどの専門家は、自分の意見だけでプランを組み立てるのではなく、オーナーのイメージに耳を傾け、建物構造や立地、予算など、さまざまな制約の中で、どうすればそれを実現できるのかを考えながら、プランを組み立ててくれます。それは、経験や知識の少ない素人には真似できないものです。自分のお店を持つことは、ゴールではなく、次なる夢への第一歩。信頼できるプロの力を得て、新しいステージで快調なスタートを切りたいものです。
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