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どこにあるのか見つけにくい立地の店舗。 |
店舗を訪れるお客には、「通りすがりに店舗を見つけて来る人」と、「その店舗を目指して来る人」の2つのタイプがあります。この両方のお客をともに効率良く取り込むことが、集客を伸ばすカギ。そのためには、まず「誰にとっても見つけやすい店」であることが重要です。
店舗が、ビルや他店の看板、街路樹などの陰に隠れて、道路から見えにくくなっている場合、「通りすがりに店舗を見つけて来る人」の集客が、難しくなってしまいます。ファーストフード店など、通行人がお客のほとんどを占めている店にとっては、死活問題にもなりかねません。また、人は目的の店を探す際、何らかの目印を基準に考えるものです。同じような街並みが続く住宅街の真ん中にある店舗などは、見つけるまでに時間がかかり、せっかくその店舗を目指して来てくれても、訪れにくいイメージを与えてしまうこともあります。
ですから、立地を選ぶ際には、まず視線を遮る障害物の有無を、さまざまな距離・角度からチェックしましょう。物陰に隠れてしまう場合は、障害のない場所に看板を立てる、間口をディスプレーで強調するなどの工夫をしたいものです。また、店舗の近隣に、交番や銀行など、誰にでもわかる目印となる建物などがあると簡単に探すことができ、初めて来店する人にも覚えてもらいやすくなります。主要道路から店舗につながる動線に、誘導看板を設置するなどの対策も有効でしょう。
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